|
・ |
よけいなことはしない (舞台上では何かしなくちゃいけないというアセリを捨てましょう) |
|
・ |
微妙すぎる動をしない (動かない時には動かない。真っ直ぐ立つのが基本。中途半端に動いてはいけない。) |
|
・ |
セリフを言う時にありがちなクセ
−上体が前のめりになる。
−顎が上がって、遥か遠くに叫ぶような姿勢になる。 (大きな声を出そうとするとこうなる)
−セリフに合わせて手足がやたらと動く。 (こういうのが「演技」だと勘違いしている人は多い) |
|
・ |
セリフを言う時のちょっとしたコツ
−力を抜いて真っ直ぐに立つ。顎を引き、目線を無理に上げない。 |
|
・ |
テンションの意味を履き違えない
(派手に動くとか、大袈裟に表現するということではありません)
(舞台上では、常にその人物であり続けることがテンションです)
(他の人の演技中に休んで、自分に戻ってはいけませんということ) |
|
|
*tension(英):[名](精神的)緊張,不安,緊迫,伸長,張り |
|
・ |
練習でやらなかったことを本番でやるのは避けよう (効果が予想出来ないし、物理的な危険も伴う) |
|
・ |
ストーリー上必要な情報(セリフ)は特に確実に伝える (大きく・ゆっくり・繰り返す) |
|
・ |
形から入ると、無理が出る。
(悲しい時の決められた動きとか、嬉しい時の一定の感情表現とか、そんなものは存在しません) |
|
・ |
相手との距離感を大切にして台詞を言おう。
(大きな声を心掛ける余り、近距離で怒鳴り合っているようにしか見えないケースがあります) |
|
・ |
一つ一つの台詞に過剰に気持ちを込めないこと。人間は普段そんな疲れる会話をしていません。 |
|
・ |
パントマイムの練習の第一歩は、実物を使ってやってみること。その実感があれば素手にも物が見えてくる。 |
|
・ |
「こういうキャラだから…」で演じると、平板な人物描写になりがちです。
また、頑張り過ぎても、魅力的な人物になりません。
人間は複雑な生き物なのです。 |
|
・ |
人は発言の語尾に気持ちが込められるものです。
そしてその気持ちが間(ま)を生む。
間の取り方で伝わる内容が大きく異なります。 |
|
・ |
舞台上でまぶしく無いのは、自分の顔に影が落ちているからです。
その時あなたの表情は客席から見えていません。
少し顔を上げましょう。 |
|
・ |
余計な前髪は邪魔にならないように処理しましょう。
長い髪も、動きによっては見苦しくなります。
束ねたりまとめたりして工夫しましょう。 |
|
・ |
メイクアップ=化粧ではありません。
マスカラ、アイシャドウ、チーク等、通常の化粧をして舞台に立つ女子を時折見かけます。
それは「化粧」で、自分を魅力的に見せる行為です。
「メイクアップ」は、人物の設定や性格を明確にするものです。
区別して勉強しましょう。 |